バイオリン日誌

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「マロ塾 夏期講習」

昨日、「マロ塾 夏期講習」を聴講(?)してきました!

↓名刺サイズ手作りチケット
maro1.jpg 


これは「オーケストラ創造」さんといって、「私たちの街にもプロオケを!私たちの街を日本のウィーンに!」という活動をするためのNPOのイベントです。
地元の演奏者と篠崎さんで即席の弦楽四重奏団を結成し、どんな風にアンサンブルが出来上がっていくのか、リハーサルを公開してその過程を見せちゃおう!というものです。お題はシューベルトの「死と乙女」。

↓長いです


会場は普段コンサートに足を運ぶホールの「音楽リハーサル室」。いつもは入ることのないエリアに入るだけでちょっとどきどきでした。
会場に入ると、真ん中に20センチ位の高さの舞台。その周りにぐるりと椅子。
篠崎さんの手許がよく見える位置を~!!と考えて着席(後ほど、どこからもよく見えるよう、演奏者が席替えをする事が発覚;)。

↓会場の雰囲気をチラリ。狭い。近い。

司会者の方の簡単な挨拶とメンバー紹介の後に、いよいよ始まりました。

まずは篠崎さんが「ここには自分たちだけだと思って弾いてね。周りにいるのは亡霊だから!」と。確かに練習するところをぐるりと取り囲まれてるなんて意識したら普通じゃありません。

篠崎さん以外のメンバーは地元のアマオケで活躍されているようなかたばかり(一部プロの方も)。なので、基本弾けるのです。あとはアンサンブルとしていかに聴かせるか、完成させるかということを考えて作り上げていくのです。

少し合わせては止めて、「ここはこんな風に」「こういう感じで」とチェックを入れ、弾きこんで確認しながら先に進む…の繰り返しです。
そのときの篠崎さんの表現がとても面白いのです。
ビオラとセカンドバイオリンが細かくリズムを刻むときには「(機械のように規則正しく弾くのではなく)木の葉(主旋律)を運ぶ水の流れのように。」。
チェロとセカンドバイオリンが微妙に合わないときには「2人は一度一緒にご飯食べに行ったほうがいいね!」。
調べの加減を「肩に手を回そうとするとさらりとかわす女性のしぐさ、そんな感じ!」とか。
音を大きく力強く!のときは「椅子から立ち上がっちゃうくらいに!」。
笑いもとりながら、自分のほしい音楽を伝えるために、あらゆる表現を駆使してました。

もちろん、曲のテーマが何なのか、今演奏しているのは後のどんなフレーズにつながるのかというような音楽的なこと。弓をどこで返すとか、具体的にどういった弾き方をするのかといった技術的なことも指導していきます。

驚くのはその前後の音の違いです。もちろん最初に合わせるときもきちんと聴こえはするのですが、一度止めて、4人で「どんな風に表現するのか」を確認した後には、音が寄り添いながらも混ざってにごることなく、一人ひとりの音がきれいに響いて、厚みが増して聴こえるのです。

最後に通す前に言われたのは「今までやってきたのは方向性を打ち合わせただけ。その方向性に合わせて自分の音楽をどう提示するかが大事。他の音に隠れないで積極的に。フォルテは積極的に演奏できてもピアノで消極的になったらだめ。ピアノも積極的に。」というようなことで、「なんとなく弾く場所なんて1箇所もないんだなぁ」と、とても印象に残りました。

2時間のリハーサルでは息もぴったりに掛け合いをする…というところまでは行きませんでしたが、最後に通すときには篠崎さん、他の3人に目配りをしながらも楽しそうでした。
演奏の最後にはもちろん盛大な拍手。

室内楽にしろ、オーケストラにしろ、隅々まで「どう演奏しようか、どう聴かせようか」というエッセンスがぎっしり詰まっているんだなぁと思えて、音楽を聴く楽しみが増すような気がしました。

ところで、実はこのイベントは11月の「マロ塾」が本番です。11月1日~3日毎日朝から夕方まで、オーケストラや、弦楽アンサンブル、木管アンサンブルなど、いろいろな形式、いろいろな曲で今回のような公開リハーサルなどを楽しむことができます(そのようです)。
連休中でもありますので、お近くの方はもちろん、ちょっぴり遠い…かたも、観光がてらいかがでしょうか。(詳しくは「オーケストラ創造」さん)


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会場でCDを販売していたのでミーハーにもサインをしてもらいました。
maro2.jpg
下のディスクのサインは昨日のもの。上のサインは10年前。10年たつと
サインもずいぶん変わっています。
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| コンサート・イベント | 22:04 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして

面白そうな講習会ですね
表現方法おもしろいですけど それを音にするのは難しそう

音楽作り上げて行く過程がわかると自分の音楽つくりにも役立ちそうですね

| のみや | 2008/08/03 11:11 | URL | ≫ EDIT

☆ のみやさんへ

はじめまして!

そうなんです。音楽については「峰不二子のような…」とか「(音量は)隣の教会くらいで…」など、私なんかが聞いても「????」なこともあり、ましてやそれを音楽で表現するとなると…。感性とそれを表現する技術と両方なくては勤まりません。

私はまだまだ「音楽つくり」までいかないのですが、へたくそなりに「こんな風に弾きたいなぁ」と思いながら弾くことがとても大切だと改めて知りました。


また遊びにおいでくださいネ(^-^)/

| ruddypaw | 2008/08/03 21:51 | URL | ≫ EDIT

 峰不二子のような… ですか

男性の好みの違いがはっきり出てしまって バラバラになりそうな^^;

上手い下手関係なく イメージを音に乗せようって思いながら弾きたいですよね

ブログは最初の頃から覗いてたんですけど コメントするきっかけないままずるずると。。。m(_ _;)m

 リンクもさせてくださいね というか今からします^^;

| のみや | 2008/08/05 00:44 | URL | ≫ EDIT

☆ のみやさんへ

確かに!「峰不二子」考えすぎちゃいけませんね(^^;)。

以前から覗いてくださっていたとは嬉しい!そしてなぜかこっぱずかしい気分…。

リンク光栄ですっ!
私もさせていただきますね。えっと、マリさんのとこからお邪魔しようかなっ(^^)。

| ruddypaw | 2008/08/05 23:05 | URL | ≫ EDIT















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